2007年06月24日

町田 国際版画美術館 にいく

町田はめったに行かないのだが、昨日 用事があって出かけたついでに 国際版画美術館へ足を伸ばした。

駅からちょっと歩くのだけど 素敵な美術館。
中国憧憬−ちゅうごく・しようけい−
日本美術の秘密を探れ
という企画展をみたのだが、なかなか興味深いものがあった。

日本は、いかに中国大陸の文化に影響されたかということを実感。
中国の木版画を研究して 平安〜室町時代の仏画や絵巻物、屏風や掛け軸が出来上がったということが手に取るようにわかる展覧会だった。

現代、日本のアニメなど中国で違法コピーされたりと問題にされているが、昔の日本はその逆をやっていたんだものねぇ。
今、こんなことやったら ぱくりじゃぁぁん!!
って著作権問題で大騒ぎだろう。
・・・・
それはそれとして、
今回の作品たちを見ていて思ったのは、中国の版画をそのままコピーするのではなく、画家の作風でもって 器用にアレンジしてオリジナルとして1つの世界を作り出しいる画家たちのすごさよ。
中国の西湖をはじめとする 見たこともない風景を想像して描いているんだものねぇ。

あやかりたいものである。
posted by maturika at 08:45| Comment(4) | TrackBack(2) | 日記
この記事へのコメント
はじめまして(かな?)。こちらにリンクをはらせていただいている『和楽多屋』のMORIです。
版画といえば、なかなかユニークな版画が当サイトに掲載されました。型染版画の伊藤紘氏の作品です。
氏は「日本のかたち」をテーマに、型染の手法を使って本来の日本の良さを再発見させてくれます。かつては中国に学んだ日本ですが、日本独自の文化に昇華された“かたち”を、一度ご覧ください(^^
Posted by MORI at 2007年06月25日 18:43
コメントありがとうございます。(^_^)

ええええ??型染め・・・非常に非常に興味あるんです!!!
料紙を作りたいのです!!!

サイト訪問して さがしていまするぅぅ
Posted by 茉莉花 at 2007年06月26日 07:10
実際には、影響されっぱなしの
日本ですよね〜海外から。

日本人って特有ですね〜
Posted by N.Kojima at 2007年06月28日 16:14
そうそぷなんですよね

改めて実感させられました。
Posted by 茉莉花 at 2007年07月03日 07:56
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/20339716

この記事へのトラックバック

第3回ジャパン・アート・フェスティバル=作家と作品リスト
Excerpt: 第3回JAF(ジャパン・アート・フェスティバル)(1968・メキシコシティ、米国
Weblog: 国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記
Tracked: 2007-06-24 10:31

ジャパン・アート・フェスティバルを知っていますか?
Excerpt:  あなたはジャパン・アート・フェスティバルを知っていますか?   それは、196
Weblog: 国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記
Tracked: 2007-06-24 10:31